7月 27 2012
2012/7/27 白馬三山大縦走2
白馬三山縦走二日目は、綺麗な朝焼けで始まった。
湖畔に出て撮影していたのは私だけ・・・ 独り占めも良いもんだ。
朝飯喰って、身支度、予定より早く歩き始める。
今日は雷鳥坂を登って、小蓮華岳、三国堺を経由して白馬岳山頂まで
の長丁場。今回のハイライトの稜線歩きが始まる。
雷鳥坂を登りながら振り返ると、眼下に白馬大池が
ドンドン小さくなっていく。登ってきたなぁという実感が湧く。
で、ココが有名な縦走路。「坂の上の雲」のエンディングで
霧が晴れると見える場所です。
今回のメンバーで、ココが見たいという人が二人居まして・・・
私も好きなところです。
ドンドン登っていくと、至る所にお花畑が登場。
花の山・白馬に恥じない花三昧。急登もほっと一息付ける
ポイントです。
小蓮華山頂で大休止、コーヒータイム。
バーナーセットしてお茶しているのはうちらだけ・・・
最後の急登をこなすと白馬岳山頂。眼科に今日の宿、
白馬小屋が見える。収容800人を誇る日本一の山小屋です。
明日縦走する杓子、鑓ヶ岳も丸見え。明日も天気良さそう。
昼過ぎに着いたので、小屋脇のベンチで大昼食会。
今日も元気だ、ビールが美味い!
夕方は、ガスが上がってきたけど、みんなで夕日・夕焼けを満喫。
この後は、薄雲が湧いて、星空はダメ。
今回は、昼は天気良すぎで雷鳥は出ず、夜は薄雲で星がダメ
のパターンが定着してしまった。
今日の宿は、2畳の間に3人、換算すると 1畳に1.5人。まだ何とか寝られた・・・
7月 28 2012
2012/7/28 白馬三山大縦走3
縦走三日目は、霧の朝で始まった。御来光を見るために4時起き。5時からの朝食を
既に列んで待っている人が大勢居る・・・
強風とガスの中、白馬岳まで登るが、何も見えない。
たまに霧が切れるが、この程度で終わってしまった。
今日は後発部隊4人が追いかけてくるので、その中に雨男・霧男が
居るのか?
霧と強風の中出かける。今日がメイン、杓子岳、白馬鑓ヶ岳と
縦走して鑓温泉までのコース。下りが結構、膝に堪えるはず・・・
霧の中に咲くコマクサが綺麗。さすが高山植物の女王。
富山平野からの風が上がってきて、霧が流れてくる。こういう日は
太陽が昇れば風が止まり、霧が晴れてくる。だいたい日の出2時間後ぐらいかなぁ。
杓子を巻いている頃、晴れるはず・・・
と思って、歩き続ける。登山隊は二手に分かれ、元気な組は杓子登頂を
目指す。膝に不安がある人は巻き路を行く。
予想通り、杓子脇で腫れてきた。振り返ると白馬岳が雲のマントを
まとっている。前方には、これから登り返す白馬鑓が・・・
あれを登り返すのか・・・(泣) 絶壁に見える・・・
休み休み×3、白馬鑓ヶ岳を登っていく。杓子・白馬岳の
ダイナミックな景色がそこにある。残雪模様が綺麗だ。
予定タイム通りで白馬鑓ヶ岳を登頂。
しばらく景色を眺め、これまで歩いてきた縦走路を目で追う。
思えば遠くに来たもんだ~♪♪ 思わず口ずさんでしまう。
ここから、白馬鑓温泉までひたすら下る。稜線を外れると、とたんに
暑くなる。夏モードに着替えて一服。
残雪を越え、大出原のお花畑、鑓温泉直前の鎖・ハシゴをこなして
鑓温泉に到着。早速、足湯に浸かりながらビールで乾杯。
菊水の一番搾り(缶)も担ぎ上げていたので、こちらも出して
乾杯。後発部隊も追いついてきた。連中、猿倉から大雪渓、三山縦走で
追いつくなんて、人間じゃ無い・・・
流石に今日は混んでいて、3畳に9人。換算すると1畳に3人。
流石に、夜は隣が動くと目が覚める。仕方なく、朝3時から、流れ星を見ながら
温泉三昧。
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By ヒロ難波 • 撮影日記 • 0